着付の一年生様へ すこしだけ着付けなんておこがましいですが。私の年ですと中学で浴衣を縫いました。 できあがったときは、手垢と汚れで真っ黒でした。あはは。 これを着て、運動会で手踊りをやるのです。 東京オリンピック音頭だったような気がします。古いねぇ。 なんたって「あの日ぃ、ローマで ♪♪♪♪♪♪♪♪###♭♭♭♭♭」 この時なんとか浴衣が着られるようになっちゃいます。帯は文庫結びです。 これが今はないのですよね。かわいそーね。 最初っから「着るぜぃ」って意気込んでやると挫折します。 なにせ慣れないし、着付け教室はキチンと着せようと必死ですから。 浴衣→ウール→小紋とか紬の楽なやつ→訪問着とかいい一張羅 こんな感じでやると気楽になじんで、自然にお端折りの長さなんか 加減できる用になります。 お太鼓なんか後でもいいので、半幅帯なんかで帯というものに慣れて しまうのもいいですよ。 着物はきつくて動きづらいなんて第一印象や先入観を持つと困るのです。 お腹は温かいし、冬は足が温かいし、良い事は沢山あります。 楽しく着て下さい。 次回は履き物編です。 |